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賃貸物件のエアコンについて

2025.05.22

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賃貸物件のエアコンについて

日本全国どこでも夏は暑いですが、名古屋の夏は特に暑いです。

そんな暑い夏には必須設備『エアコン』。賃貸物件を探す際には必須の設備として考えている方が多いのではないでしょうか。

お部屋探しをする際のエアコンについてのチェックポイントをご説明します。

 

エアコンが設備として記載されているか

 

SUUMOやHOMESなどの不動産情報サイトで設備の項目に『エアコン』の記載があるか、または、不動産会社から提供される資料に『エアコン』と記載があれば、お部屋にはエアコンが設置されています。

(たまに設置されていないのみ誤って設置有と記載してしまっている不動産会社もありますが・・。)

設備として設置されているエアコンは貸主側が設置しており、故障や不具合があった場合は管理会社に連絡をすれば貸主側の負担で修理や交換手配をしてくれます。

名古屋の賃貸物件においてはワンルームや1Kなどの単身向け物件にはほぼ全ての物件にエアコンは設置されていますが、2LDK以上のファミリータイプの物件はエアコンが設備として設置されていないことも多いです。

 

内見時のチェックポイント

 

1.エアコンが設置されているかどうか

エアコンが設備として記載されている場合でも、稀に設置されていないことがあります。

この場合は交換予定で古いエアコンが取り外されている場合と誤記載でエアコン設置と記載されている場合がありますので、不動産会社に確認をする必要があります。

2.残置物扱いのエアコンが設置されているか

エアコンが資料上は設備として記載されていないのに、実際のお部屋にはエアコンが設置されていることがありますが、これは設備として設置しているが資料上の記載が漏れている、または、前の入居者が設置した残置物のどちらかになります。

単に記載漏れであれば特に問題はないのですが、残置物の場合は下記に注意が必要です。

①正常に動作するかどうかの保証がされない。

残置物扱いのエアコンは、管理会社や貸主側で実際に動作確認をしていないことも多く、正常に動作しない可能性もあります。

②故障した際は借主側の負担で修理や交換をしなければならない。

残置されたエアコンの所有権は借主側にあり、故障が発生した場合は借主側で修理や交換の手配と費用負担をする必要があります。

③クリーニングがされていないことが多い。

設備扱いのエアコンは内部クリーニングがされており、きれいな状態での引き渡しとなることがほとんどですが、残置物扱いのエアコンの場合はクリーニングされていないことも多いです。

内見の際に、残置物扱いのエアコンはクリーニングがされている状態かどうかをチェックすることをおすすめします。

④不要な場合は入居前に撤去可能か

残置物扱いのエアコンを使わない場合やご自身で新たに設置することを希望する場合、設置されているエアコンを入居前に貸主負担で撤去できるかどうかの確認が必要です。

もし、貸主負担での撤去ができない場合の費用は自己負担になりますので、撤去・処分費用も考慮する必要があります。

3.エアコンが何台設置されているか

ワンルームや1Kの物件では問題になることはないのですが、1LDK以上の間取りの物件においては資料上『エアコン有り』となっていても1台しかついておらず、設置されていない部屋があるということも珍しくはありません。

エアコンが設置されていない部屋に設置する費用は借主負担となるため、その費用も考えておく必要が有ります。

4.追加設置が可能か

1LDK以上の物件でエアコンが設置されていない部屋に設置を希望の場合、自己負担で設置することになりますが、その部屋にエアコンが設置できるかどうかを事前に調べておく必要があります。

設置希望の部屋にエアコン用の電源・配管穴がある場合

この場合は設置は可能であることがほとんどですが、物件によっては隠蔽配管と呼ばれる特殊な配管になる場合もあります。

隠蔽配管の場合は設置工事ができない業者も多いことや、工事可能な場合でも一般の設置工事と比べると費用が高額になるため注意が必要です。

 

設置希望の部屋にエアコン用の電源・配管穴がない場合

この場合は管理会社に確認が必要になりますが、新たに配管穴を空ける工事が必要な場合は設置許可が下りないことがほとんどです。

たまに、既設の配管穴の上に壁紙が貼られていて、配管穴が隠れている場合もありますが、この場合は設置できる可能性があります。

また、エアコン用の電源・配管穴がない部屋でも、窓があれば窓用エアコン(ウインドウエアコン)であれば設置できる可能性もありますので、内見の際は確認をおすすめします。

5.エアコンの製造年

新しいエアコンの方が電気代が安くなり、故障発生率も低くなる可能性が高いため、新しいエアコンの方がおすすめです。

エアコンの製造年は内見の際にエアコンの下部に記載が有ることが多いので、チェックすることをおすすめします。

 

まとめ

 

エアコンは快適な生活には欠かせないアイテムだからこそ、入居前にチェックが必要です。

入居後のトラブルを回避するためにも事前のチェックが重要です。