礼金について

費用について

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礼金とは?

礼金とは賃貸物件を借りる際の初期費用の一つで、賃貸借契約を結んでくれたお礼として払う費用のことを指します。
元々は大家さんや貸主に対して支払われる費用でしたが、礼金の全部または一部が管理会社の収入となっていることも有ります。
また、一部の不動産会社は本来は礼金が不要な物件に礼金を上乗せして不動産会社の収入としていることもありますので要注意です。
このようなこともあるので見積もりは複数の不動産会社に依頼することをおすすめします。


礼金は必ず必要?相場は?

礼金は全ての物件に必要なものではありません。最近は礼金ゼロの物件が増えています。
礼金が必要な物件の場合、相場は一般的に家賃の1~2ヶ月分です。
礼金は貸主や管理会社によって設定されます。
礼金の相場は地域によっても変わるため、住むエリアの相場を事前に確認することが推奨されます。

名古屋においては礼金がない物件の方が多く、マチラボの取り扱い物件の75%は礼金がない物件になります。
特に単身向け物件は礼金無し物件が多い傾向があります。

礼金の歴史

礼金の始まりは諸説ありますが、1923年の関東大震災によって家を失った人が、貸家を借りたときに、大家さんに対してお礼の意味で支払ったお金が始まりだと言われています。
また、高度成長の時代に地方から上京する学生の親が、大家さんに「息子をよろしくお願いします」という気持ちを込めて渡したお金が起源だという説もあります。
住宅不足で賃貸住宅も少なかった時代は、住宅需要の方が大きかったため大家さんに対して『お礼』をすることにより契約を結んでもらうという意味がありましたが、供給過剰な現代においては慣習として残っているだけで本来の意味合いは薄れています。

礼金は戻ってくる?

礼金は一度払うと入居期間の長短に関わらず戻ってきません。
法律で定義が定められているわけではなく、返還されないことが一般的です。
一方で、敷金・保証金は借主が支払うべき金銭を負担する目的で、前もって貸主に預けておくお金ですので、敷引きや償却がない限りは返還されます。(クリーニング費用や故意過失による損耗の修理費が差し引かれる場合もあります。)

礼金は交渉で下げてもらえる?

礼金は交渉で下げてもらえる可能性が比較的高い費用です。
ただ、交渉を受けるかどうかの判断は貸主がしますので貸主によっては交渉ができない場合も。
礼金1か月を0にしてもらえない場合でも、0.5か月に減額してもらうように交渉すれば交渉を受けてもらえる可能性は上がってきますが、物件の条件や相場によって異なるため注意が必要です

初期費用を抑えるためには、礼金等の初期費用が安い物件を選択するのはもちろん、仲介手数料不要の不動産会社を選ぶことも重要です。
マチラボは仲介手数料無料だから一般的な不動産会社と比較して初期費用を抑えることが可能です。

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